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アーケードでRPG!?

今回は久しぶりにゲームのお話です。
現在、自宅の趣味の部屋をゲーセン化しようと計画・改造してるところなんですが、貯まりに貯まった様々なガラクタ等が作業の妨げになってしまい、なかなか先に先にと進まない状況です。(実際は、自分のやる気の問題ですが・・・)

 

 

そんな中、大量の基板の整理を兼ね、通電テストしてみたら、何枚かはゲーム出来ない状況・・・俗に言う基板死亡という状態になっていました。
まあ手元にある基板の大半は20年以上も前の物ばかりですから、長い期間に渡って全く通電してないものも多く、また冬期に発生する静電気等の影響もあるため、普通に故障するのも当たり前な状況ですが、その中で某メーカーの初期の基板は非常に丈夫に作られていたせいか、当時からも故障しにくいという話を聞いていました。

 

 

て、その某メーカーの基板ですが、我が家には現在5枚程あります。
では、果たしてウチの基板は大丈夫なのか?と思って電源を入れてみると、確かに噂通り、問題なく画面も表示し、普通に遊ぶことが出来ました。

 

 

その壊れにくい基板とは、かつてアーケードゲーム界を席巻した超有名ゲームメーカーでもあるナムコ社(現・バンダイナムコ)の物で、特に80年代の、いわゆるナムコ黄金時代と呼ばれていた時期に製造された基板は特に故障が少ないそうです。(実際、本当にそうなのかは知らないが・・・)

 

 

さて前置きが長くなりましたが、今回紹介するのは、その壊れにくいと言われるナムコの作品であり、発売当時は全国各地のゲームセンターで極悪ゲームと話題になった超大物ゲーム・ドルアーガの塔(THE TOWER OF DRUAGA)です。
アーケードゲーム史上初めてRPG要素を含んだアクションゲームでもあります。


ドルアーガの塔・・・
この名前だけでも聞いたことがあるという人は凄く多いでしょう。
当時の人気作品の宝庫でもあるナムコゲームの中でも特に異色とも言える内容を誇ってたゲームであり、しかも開発者が当時の超大ヒット作でもあった、あのゼビウス(シューティングゲーム)を作った遠藤雅伸氏ということもあって、全国各地のナムコ信者、遠藤信者がこぞって攻略の為にゲーセンに入り浸ったほどでしたからね・・・

 

 

ただ、その大半・・・というか、ほぼ全てのプレイヤーを地獄に叩き落とした歴史的作品でもありました。

 

 

ゲーム内容は、主人公(ギルという名前)を4方向レバーで動かし、それぞれ各階に隠された宝箱を見つけ、それを得る事で様々な効果を得て、魔物に支配された塔を徐々に登っていくという感じで進められ、最終面(60階)に捕らわれの身で待つ恋人(カイという名前)を助ける・・・というものです。
で、このゲームの最大の特徴でもある宝箱ですが、一応各階に隠されていて、それぞれある決められた動作(操作)をしないと出現しません。
この宝箱の出し方を知らないと、ほとんど場合、これ以降に進むのが困難となり、結果的にゲーム終了となります。

 

 

この宝箱の出し方ですが、ゲーム序盤は『ある敵を○匹倒す』とか、『壁の上に触れてから下に下がる』『壁を壊す』『残りタイムが5000まで待つ』などといった単純な方法が多く、初めてゲームをするようなプレイヤーでも比較的簡単に宝箱を出せる内容になっています。


しかし、ゲームも進んだ中盤以降になると、いよいよこのゲームの恐ろしさを知ることになります。(何も知らない場合ですが・・・)

『敵と交差する瞬間に剣を出す』『一定の敵を順番に倒す』『ある一定の場所を3往復する』などいう普通じゃ絶対分からないものが多く、更には『1プレイヤーボタンを押す』なんていうとんでもない物まで存在しているため、発売当初は全国各地で多くのゲーマーが毎日血眼になって宝箱の出し方を探していたこともあって、ドルアーガの塔というゲームは別名・貯金箱とも呼ばれていました。(ゲーマーが毎日大量に金をつぎ込んでいて、売り上げが非常に良かった事から・・・)

今でこそ、攻略本やネット情報が飛び交っているので、ちょっと調べれば誰でも攻略出来るゲームでもありますが、これが発売された1984年当時なんて、そういうものは一切無く、とにかく自分で道を切り開くしかないという・・・
ただ上にも書いたように多くのゲーマーたちは『ゼビウスの遠藤氏が作ったゲームだから絶対だ!!』という信念の元、まるで中毒患者のごとく、ドルアーガの塔に100円玉を入れては、地道にプレイしつつ宝箱の謎を解いたりしてました。

 

 

そんな理不尽過ぎる内容のゲームですが、当時の凄いプレイヤーたちは何人かでグループを作り、それぞれが他のグループには情報を流さず、秘密にしながらプレイしてたものの、それだと金が掛かり過ぎるから・・・ということで、今度は色々な地域のゲーマーたちと協力し合って、この謎だらけのゲームを解いちゃった(クリアしちゃった)んですから、本当に驚きです。

これが59面(59階)で、ギルが最後に戦う相手でもある、悪の化身・ドルアーガ(右下にいる緑色の物体)です。

 

 

で、ドルアーガを倒してから60階に上がり、あらかじめ決められた順番通りに操作をすれば・・・


全面クリアということで、ゲーム終了となります。
このように、ある一定の基準を満たしてから強制的に終わるというゲームは当時ほとんど存在してなく、多分このドルアーガの塔がアーケードゲームでは最初の強制終了ゲームなんじゃないですかね?

 

 

ここからは良いプレイ動画があったので、参考までに貼っておきます。
興味がある方は見てみるのも面白いと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=gWP0Y_nJYiQ

非常に分かりやすい解説でノーミスクリア(120万超え)

 

 

こちらも分かりやすい解説(CGで描かれた絵が可愛らしい)で紹介されていますが・・・

https://www.youtube.com/watch?v=SK2I4LBswyU

動画をアップされてる方の中では、多分稼ぎ・・・というか、点数が一番凄い(驚異の140万オーバー!!)

 

 

ちなみに自分ですが、このゲームは当時からそんなに上手く無く、これまで何度かクリアした事はあるものの、ノーミスでクリアした事は1度として無いです。
しかも最高得点は115万行ったか行かないか?という感じで、まさに普通レベルでした。
ただ宝箱の出し方は全て記憶していて、プレイ中は当然カンニング無し。
現在でも全ての面の出し方を言えと言われたら瞬時に言えます。(← これ、多分一生忘れないと思う・・・)

 

 

それにしても、このゲームはプレイ中に流れる美しいBGMとか、剣の抜き差し時の効果音とか、本当に1984年に作られた作品なのか?って驚かされます。
自分はメインBGMはもちろん、各面のスタート時のBGM、そしてゲームオーバーの時に流れるBGM(これは後にナムコのCMで歌となって流れた・・・)が好きで、当時非常に高額だった基板を無理して購入した一番の理由は、その美しいBGMを気が済むまで聴きたかったためです。(ドルアーガの基板ですが、今でも普通に8万以上はするから、決して安いとは言えない・・・)

 

 

最後・・・このゲームにおける自分の周辺での事でも・・・
自分の高校時代からの友人でもある、むらまつ氏(当HPのリンク集の中でも紹介してますが、現在HPは閉鎖してます)ですが、このゲームは当時から異常に上手く、他にプレイしてた人でも滅多に見た事の無かったノーミスでの全面クリアで130万オーバーを叩き出してたり、全60面クリアして満足したかと思ってたら、再び1面からプレイして再び60面をクリア・・・結局スコア表示の1位~5位を全てを自分の名前で埋めたりするなど、自分の知ってる限り日本で一番ドルアーガの塔が好きな人間なのでは?と思ったりしました。(このゲームを普通に1階から60階までクリアするのに掛かる所要時間は約45分~50分・・・よっぽど好きじゃなかったら、そんな1日に5度もクリアするまでやらないと思う)

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